2026.05.09
体の「芯」を整えるとは?理学療法士が語る動きのクセと改善アプローチ
「芯BODY」というスタジオ名には、どんな意味が込められているのでしょうか。
「芯を整える」——この言葉は、単に体幹を鍛えるということではありません。体の中心にある深層の筋肉と骨格のバランスを取り戻し、日常の動き方そのものを変えていくことを意味しています。
この記事では、「体の芯を整える」とは何か、そしてなぜそれが体の不調改善や健康づくりに重要なのかを、理学療法士の視点から解説します。
「体の芯」とは何か?
ピラティスでよく使われる「コア(Core)」は、日本語で「体幹」と訳されることが多いです。でも、コアは単に「腹筋」を指すわけではありません。
コア(体の芯)は、以下の4つの筋肉群で構成されています。
- 腹横筋(お腹の深い筋肉):コルセットのように体を支える
- 骨盤底筋(骨盤の底を支える):臓器を支え、排泄・産後ケアに関係する
- 横隔膜(呼吸に関わる筋肉):呼吸のたびに動き、コアを安定させる
- 多裂筋(背骨を支える深い背中の筋肉):腰椎を安定させ、腰痛予防に重要
これらが「インナーユニット」と呼ばれる体の芯の筋肉群です。この4つが連携して働くことで、体の中心が安定し、手足の動きを効率よく支えられます。
「動きのクセ」が体の不調を生む
理学療法士として12年間、多くの方の体と向き合ってきて感じることがあります。それは、多くの体の不調は「動き方のクセ」が積み重なって起きているということです。
例えば:
- いつも右足に体重をかけて立っている → 骨盤がゆがむ → 腰痛・膝痛につながる
- 頭を前に突き出して歩いている → 首・肩に負担 → 肩こり・頭痛につながる
- 座るとき必ず足を組む → 骨盤のゆがみ → 腰痛・股関節痛につながる
- 腹筋を使わずに腰で物を持ち上げる → 腰への過負荷 → ぎっくり腰につながる
これらのクセは、一度や二度では問題になりません。でも、毎日・何年も繰り返すことで、じわじわと体にダメージが蓄積し、やがて痛みや不調として現れます。
「芯を整える」具体的なアプローチ
① 動きのクセに気づく
まず、自分がどんな動き方のクセを持っているかを知ることが大切です。芯BODYでは、体験レッスンの際に姿勢・動き・筋肉のバランスを評価し、あなたの体のクセを分析します。
「自分のクセなんてわからない」という方がほとんどです。でも、体を評価することで「こんなクセがあったんだ」という新しい発見があります。

② インナーマッスルを意識して動かす
ピラティスでは、「どの筋肉を使って動いているか」を意識しながら体を動かします。これがマットに寝て何となく動くフィットネスとの大きな違いです。
意識して動かすことで、普段使えていない深い筋肉が活性化し、体の動き方が変わります。
③ 日常生活の動き方を変える
ピラティスで学んだ「体の使い方」を、日常生活に活かします。座り方・立ち方・歩き方・物の持ち方——こうした日常の動き一つひとつを変えることが、体の芯を整える近道です。
レッスン中だけでなく、日常生活全体で「体の使い方」を変えることが、根本改善の鍵です。
④ 継続して体に覚えさせる
何年もかけて染みついたクセは、一度や二度のレッスンでは変わりません。継続してレッスンを重ねることで、正しい動き方が「新しいクセ」として体に定着していきます。
芯が整うと、こんな変化が起きます
- 慢性的な腰痛・肩こりが軽くなる
- 疲れにくい体になる
- 姿勢が自然に改善される
- 体型がすっきりする(特に体幹周り)
- 運動のパフォーマンスが上がる
- 日常生活での体の動かし方が楽になる
よくある質問
Q. 体の芯を鍛えるって、腹筋運動をするということですか?
A. 違います。腹筋運動(クランチなど)はアウターマッスル(表面の筋肉)を鍛えるもの。芯を整えるには、もっと深い場所にあるインナーマッスルを意識して動かすことが必要です。
Q. 体の芯を整えるのに、どのくらいの期間が必要ですか?
A. 個人差がありますが、週1回のレッスンで3ヶ月続けると、多くの方が「体の使い方が変わってきた」という実感を持ちます。動きのクセは長年で染みついたものなので、継続することが大切です。
Q. ピラティス初心者でも「芯を整える」ことはできますか?
A. もちろんです。むしろ、初めての方のほうが「まっさらな状態」から正しい使い方を覚えやすいことがあります。

あなたの「動きのクセ」はどのタイプ?
体の動きのクセはいくつかのパターンに分かれます。自分に当てはまるものを確認してみてください。
タイプ①:腰で動くクセ
股関節を使わずに腰を酷使するタイプ。腰痛・ぎっくり腰が起きやすいです。
タイプ②:肩で呼吸するクセ
深い呼吸ができず、肩を上げて浅い呼吸をするタイプ。肩こり・頭痛・疲れやすさにつながります。
タイプ③:体の片側に偏るクセ
立つとき・座るときに体重が一方に偏るタイプ。骨盤のゆがみ・股関節痛・膝痛につながります。
タイプ④:体幹を使わずに動くクセ
手足だけで動いて体の芯(コア)を使えていないタイプ。疲れやすく、姿勢も崩れやすいです。
自分がどのタイプかは、体を専門的に見ないとわからないことが多いです。芯BODYの体験レッスンでは、カウンセリングと体の評価を通じて、あなたの「動きのクセ」を分析します。
「芯を整える」ことは一生続けられる健康習慣
ピラティスで体の芯を整えることは、一時的な「治療」ではありません。一生続けられる健康習慣です。
体の使い方は、意識しなければ年齢とともに崩れていきます。でも、ピラティスを続けることで正しい体の使い方が「当たり前」になり、年齢を重ねても動ける・疲れにくい体を保てます。
「体の芯を整える」という考え方は、短期的な体型改善や痛みの解消だけでなく、長期的な体の健康・生活の質の向上につながります。
芯BODYというスタジオ名には、「体の芯から、人生を整えてほしい」という思いが込められています。岐阜・可児エリアで、一緒に体の芯を整えていきませんか?
体の芯を整えるところから始めませんか?
体の不調を根本から変えるには、「体の芯(コア)を整えること」が出発点です。筋肉をほぐすだけ・表面の筋肉を鍛えるだけでは、根本的な改善にはなりません。
岐阜県可児郡御嵩町の芯BODYでは、理学療法士があなたの「動きのクセ」を分析し、体の芯から整えるアプローチを提供しています。
新規体験レッスン、随時受け付けています。まずは一度、あなたの体の芯に向き合ってみてください。
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