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2026.05.30

ピラティスでダイエットできる?痩せる仕組みと挫折しない取り組み方を理学療法士が解説

「ピラティスってダイエットになるの?」
「ヨガと違って汗もそんなにかかないし、痩せるイメージが湧かない…」
「いろんなダイエットを試して挫折してきたけど、ピラティスは続けられるかな?」

SNSで芸能人やモデルが「ピラティスで体型が変わった」と発信しているのを見て、気になっている方も多いと思います。一方で「本当に痩せるのか」「自分にもできるのか」という不安もあるはず。

結論から言うと、ピラティスは「正しい目的」で取り組めば、確実に体型を変えられます。ただし、ジョギングや筋トレと同じ感覚で取り組むと挫折します。この記事では、理学療法士として12年間体を診てきた経験から、ピラティスでダイエットを成功させる本当の方法をお伝えします。


ピラティスの「消費カロリー」だけ見ると物足りない

まず正直にお伝えします。ピラティス1回(60分)あたりの消費カロリーは、マットピラティスで約180〜240kcal、マシンピラティスで約240〜300kcalです。これは早歩き60分とほぼ同じ程度。ランニングやHIITに比べると、消費カロリーだけ見れば物足りない数字です。

「じゃあダイエットには向かないの?」と思われるかもしれませんが、ここで終わるとピラティスの本質を見誤ります。ピラティスのダイエット効果は、レッスン中の消費カロリーではなく「レッスン後の体の変化」にあります

ピラティスで「痩せやすい体」になる4つの仕組み

仕組み1:姿勢が変わり、基礎代謝が上がる

猫背・反り腰・巻き肩などの姿勢の崩れは、本来使うべき筋肉を使わない原因になります。背骨が正しい位置に戻ると、姿勢を保つだけで使う筋肉(抗重力筋)が常に働くようになり、何もしていない時間の消費カロリーが増えます。

1日あたりの差はわずかでも、365日積み重なれば数万kcal。これが「ピラティスで何もしてないのに体重が落ちた」現象の正体です。

仕組み2:インナーマッスルが整い、内臓の位置が戻る

体幹深部の筋肉(横隔膜・腹横筋・骨盤底筋・多裂筋)が弱ると、内臓が下垂しお腹がポッコリ出ます。ピラティスでこれらが整うと、体重は変わらなくてもウエストが数cm細くなる方が非常に多いです。

「体重計の数字より、見た目が変わった」という感想が多いのはこのためです。

仕組み3:呼吸が深くなり、酸素摂取量が増える

脂肪を燃やすには酸素が必要です。ピラティスは呼吸を非常に重視するため、レッスン後は1回の呼吸で取り込める酸素量が増え、結果として日常の脂肪燃焼効率が上がります。

仕組み4:体の使い方が変わり、運動効率が上がる

ピラティスを続けると「正しく筋肉を使う感覚」が身につきます。すると、ウォーキングや家事といった日常動作でも適切な筋肉が働くようになり、同じ運動量でもエネルギー消費が大きくなります。

リフォーマーを使ったマシンピラティス

ピラティスのダイエット効果が出るまでの期間

1ヶ月目:体重より「サイズ」が変わる

最初の1ヶ月は、体重よりウエスト・ヒップ・太もも周りのサイズが先に変わります。骨格が整い、むくみが取れ、内臓の位置が戻るためです。「服のフィット感」が変わるのがこの時期

3ヶ月目:体重と見た目が同時に変わり始める

3ヶ月続けると、姿勢の改善で基礎代謝が上がり、体重にも変化が出始めます。週2回ペースの方で、平均2〜4kg減が多いです。

6ヶ月目:リバウンドしにくい体に

半年継続すると、「無理して我慢する」のではなく「動きたい体」になっていきます。一度この状態になると、食事制限だけのダイエットと違いリバウンドしにくいのが最大の強みです。

食事のコントロールはどこまで必要?

「ピラティスをやれば食事は気にしなくていい?」とよく聞かれますが、食事の質は無視できません。ただし、極端な糖質制限やカロリー制限は必要ありません。芯BODYで実際に体型を変えた方が共通して気をつけているのは、次の3つだけです。

1. たんぱく質を毎食両手のひら1枚分

筋肉が育たないと姿勢が安定しません。鶏肉・魚・卵・豆腐・納豆を、毎食「両手のひら1枚分」が目安です。

2. 水を1日1.5L〜2L

水分不足は代謝低下とむくみの原因。ピラティスの効果を活かすにはまず水を飲むこと。

3. 夜遅くの炭水化物だけ少し減らす

朝・昼はしっかり食べてOK。夜だけご飯を茶碗半分にするだけで、体重の落ち方が変わります。

挫折しないピラティスダイエットの3つのコツ

コツ1:体重ではなく「写真」で記録する

体重は水分量・便通で1〜2kg簡単に変動します。それで一喜一憂すると続きません。月1回、同じ服・同じ場所で全身写真を撮ってください。3ヶ月後の写真を見て初めて変化に気づく方が大半です。

コツ2:「短期で痩せる」ではなく「太らない体になる」を目標に

2週間で5kg落とすようなダイエットは、ほぼ100%リバウンドします。ピラティスは「もう二度と太らない体の使い方を身につける」のがゴール。長い目で見ると最強の手段です。

コツ3:パーソナルで「自分の癖」を直してもらう

ダイエット目的でグループレッスンに通うと、自分に合った修正が入らず効果が出にくいです。芯BODYのようなマンツーマンで、「あなたが太りやすい原因の筋肉の使い方」を一つずつ修正してもらうのが近道です。

こんな方にピラティスダイエットは向いている

  • 食事制限だけのダイエットでリバウンドを繰り返してきた方
  • 体重よりも「体型・見た目」を変えたい方
  • 30代後半以降で、若い頃と同じダイエットでは痩せなくなってきた方
  • 産後の体型をきれいに戻したい方
  • 運動が苦手だけど、何か続けられるものを探している方
マットピラティスのレッスン

逆に向いていない方

  • 1ヶ月で10kg落としたい方(→ 医師の管理下での減量を推奨)
  • とにかく汗をかいてスッキリしたい方(→ ホットヨガやHIITが向いています)
  • 運動による消費カロリーだけで痩せたい方(→ ランニングや筋トレが効率的)

まとめ:ピラティスは「痩せる」より「太りにくい体」をつくる

ピラティスのダイエット効果は、レッスン中の消費カロリーではなく「姿勢の改善・代謝アップ・体の使い方の変化」によって生まれます。短期間で激痩せする手段ではありませんが、半年〜1年スパンで見れば、もう二度と太らない体に変わる最も再現性の高い方法です。

芯BODYでは、ダイエット目的の方には体組成・姿勢・生活習慣をすべて確認した上で、最適な頻度と自宅メニューをご提案しています。

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